それゆけ!遅めのガンプラ道!! III

 ガンプラ出戻り三作目はクワトロ大尉のリックディアスです。

 10年ほど前一念発起してブルーディスティニーカラーのリックディアス作ろうとして挫折したのでこれもある意味リベンジ企画なようなそうでもないような。まぁ今回は無塗装製作の模索的なアレなのでサクッと組みました。機会があればBD仕様も組みたいですね。



 とりあえずは仮組み。もうコレで完成でいいんじゃないかというくらいカッコエエです。さすがに四肢の合わせ目は目立ちますけども。今回は無塗装合わせ目消し+スミ入れつや消しクリアーという前回のガンキャノンとほぼ同じアレですが、スミ入れするモールドをしっかり掘り起こすことを意識して組んでみました。前回は溝がしっかりしてなかったせいか拭き取りの際残って欲しいラインまで消えちゃったりしてたので。


  
 このキットではサーベルとモノアイにクリアパーツが使われてます。クリアパーツはヤスリがけすると左上の写真のように曇ってしまうので、目の細かい紙やすりでしっかり磨いた後にポリッシングクロスでフキフキして右上くらいまでに回復させました。「合わせ目消し部分の細かい変色とかもコレ使うと消えるよ!」と聞いて買ったもののイマイチ効果を実感できなかったこの布ですが、クリアパーツの整形にはかなり良さげですね。それにしても整形めんどいクリアパーツにパーティングラインだの突き出しピン跡だのがあるとちょっとゲンナリ


 
 胸部の合わせ目はかなり大きくてムニュ消しで埋めるのは難しそうだったので伸ばしランナーでスキマ埋めて整形。こういう時にはなかなか便利ですね。



 肩の合わせ目消しをするために流し込み接着剤を大量にぺたぺた塗りこんだところ可動部分に流れ込み固まってしまい、無理に動かそうとしたらベッキョリ。前回も似たようなことをやらかした気がします。マスキングするのにも限界がありますし、流し込みが思わぬところにまで流れ込んでしまうのを完全にシャットアウトするのも難しそう。こういう時は樹脂入り接着剤使いたいところですけど、合わせ目の変色を最小限に抑えたいと思うと難しい…やっぱ塗装するほうが楽なんじゃね?と思ったり思わなかったり。



 各パーツ整形終了後にマ◯ックリンで洗浄して乾燥。手の脂とかヤスリ汚れがスッキリ落ちてスッキリです。



 お次はスミ入れ。焦げ茶部分には黒を入れてみましたが目立たないですね…明るい色でアレしたほうが良かったかも。逆に赤パーツに入れた濃い目の赤茶はスミ入れした時点ではちょうどいいかなと感じたんですが、後でつや消し吹いてみると少し濃すぎてうるさい感じに。難しいですね。



 つや消しクリアーは前回のガッサガサにEXフラットクリアーを加えて濃度も少し薄めて使用。こさ的にはいい塩梅になったと思います…それでも上のように一部吹きすぎて真っ白になりましたが。

 失敗したところはクリアー吹いてから修正し、なんとか全パーツに吹き終わりました。分割してパーツの細かい部分にまで塗装できるのは利点ではありますけど、塗装と乾燥は正直めんどいですね(笑)。


 
 つや消し乾いたところで組み立てて完成。前腕と膝関節・腰パーツは無塗装なのでちょっとマヌケですが、手間の少ないサクサク製作だったことをアレするとそれなりにカッコよく仕上がったんじゃないでしょうか。スジ彫りの甲斐あってか前回よりスミ入れがしっかり存在主張してくれちゃってる感じです。線のくっきり具合が物足りないのはヤスリがけによりつや消し気味の面にアレしてるために滲んじゃってるんでしょうかね。次回は光沢クリアー吹いてからのスミ入れを試してみようかと思います。

 これまで組んだ三体揃い踏み。AFVと違ってある程度高さがあるためダ◯ソーのケースが使えず、評判のいいアクリルケースを購入しました。中身のキットの値段合計より高いのが難点ですが。

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