ダメ人間阿鼻叫喚

 その他細かいアレコレを回収。
 トコと麻実の分岐は結局トコにアレするかしないかで決まるっぽいです。その後の二号+姫との会話での選択肢は関係ないっぽい。12話で麻実とアレしないと13話のタイトルが変わりますが内容は通常ルートの選択肢なしでトコルーとまっしぐらバージョン。つまり麻実とアレしときながらトコに転ぶと言う外道も可能なわけで。心情的には複雑ですがドラマ的にはそっちの方がアリかも。いずれにしてもトコと麻実の対決はガチ過ぎて好き。そしてトコルートの卒業式での麻実のカッコよさは○。理との別れのシーンでのCGと台詞は切なくて○。でもSPでは未練タラタラなのがなお○。やっぱ元嫁イイなぁ。
 フルコンプした後の姫ルートオマケもチェック。うわぁ。夢オチと見せかけて実はもっとアレ?という展開で笑いました。まぁでもどのルートでもこういう可能性は残されてるよなぁ…トコ未練タラタラだろうし。
 ざっとアレしてみて思ったんですが、OPはともかくED曲がなんかイマイチですね。いやまぁOPも微妙ですけど(笑)。ラストをビシッと締めてくれると言う感じじゃないです。EDムービーでぶつ切りにされてたりその後余韻もなくタイトルに飛ばされたりといった点も不満が出てるようで。BGMも可もなく不可もなし…ということからも「音楽関係手を抜いてるな」という印象が…まぁままらぶの時も音楽面はアレだったけど。そういったチープさがHRMITっぽいと言うべきか、戯画の音楽が神なのか…。
 セルフパロディ乱発はファンにとって感涙モン。体験版でも相当ありましたが、本編でもHERMIT系のみならず戯画系のパロがどっさり。トリトンホテルとか式場のアレとかCG流用してるし(笑)。丸戸作品おなじみのフレーズも多数登場してニヤニヤものでした。「ちょっとそこ座りなさい!正座!」とか「YESなら首を縦に、NOなら横に」とかもう…。
 というわけで思う存分楽しめましたねこの作品は。丸戸作品らしい言葉遊びや30禁ネタに彩られたテンポのいい会話と王道上等ながら微妙に捻った展開、ラストの怒涛の展開の清々しさはさすがと言ったところです。パルフェやこんにゃくみたいなガッとクる感動とはちょっと違うので戯画系の丸戸作品を期待してるとちょっとアレかもしれませんが、ままらぶやって面白かった人にはオススメですねホント。次はどんな作品書いてくれるかねぇ丸戸さん…また戯画かなやっぱ。