結局のところ「余計なことしやがって」という気持ち

 大仁田「最高裁まで断固戦う」=プロレス乱闘裁判の上告表明 情報源:スポーツナビ
 正直この裁判、どっちが勝つかなんてのはど〜でもいいんですよ。裁判所が「事前の打ち合わせがある」なんて認めたことで、アホなマスコミがやらせと煽り立て、無垢なファンや一般層が「やらせ」→「つまらない」なんて決めつけをしてしまうことが問題。
 「プロレスがショーだなんてことは前から知ってたよ。っていうかそういうのを知った上で裏のアレとか考えながら見るのがプロレスだろ?」っていうスタンスを取ってるファンもいるけど、これは結局のところ「マニアのためだけのプロレス」になってしまい一般層への門戸を閉ざすことになりかねない。俺としては「面白きゃ○、つまらなきゃ×でいいじゃない!」というアレなんだけど、八百長とかやらせとかいう先入観、偏見がどれだけ人の審美眼を歪ませてしまうか重々承知してるし、そういった色眼鏡を吹き飛ばせるだけのパワーがあるプロレスをしているのは極一部なわけで…。だからこそ少しでもそういう偏見が生まれるアレは減らして欲しいのに、こういった形で大々的に取り上げられちゃうのはちょっとなぁ、というのがあるよね、ハッキリ言ってね。
 だから例え分が悪いにしても、この問題についてはもっと色んな団体が噛み付くべきじゃないかと思う。昔の新日…というか新間あたりなら「大仁田がやってるのはそうかもしれないが新日本は違う!」くらい言ったんじゃないかと。そういう気骨は欲しいところだよなぁ。マスコミに振られてから発言するなんてのは簡単。機先を制してガッと言って欲しい。