ちゃうねん

 今日は試験の申し込みやら就職先の採用確認書の送付の為に、写真屋寄ってから郵便局へ行きました。
 移動の車中で久々にGAMMA RAYのベストをかけてたんですが、今思うと「LAND OF THE FREE」ってとてつもなく名盤だったんじゃないかと。「INSANITY AND GENIUS」でラルフのボーカルに惚れた俺としては、彼が脱退した後ボーカル兼任したカイ・ハンセンの歌がどうもしっくりこなかった時期がありました。日本人の感覚としてバンドでまず注目するのはボーカル、というのがあります(欧米ではまずギタリスト、というか音楽性重視)が、当時の俺もそんな感じだったんですね。今聴くとスゲェイイ曲ばかりですよ。「REBELLION IN DREAMLAND」や「MAN ON A MISSION」は壮大でめっさ長い曲だけど全然飽きの来ない作りになってるし、なによりカッコイイ!前者のイントロからサビまでの流れは戦慄が走るほどですし、後者のサビは疾走するメロディを最後でガッと締めてるトコに良さがあります。このベスト盤では「INSANITY AND GENIUS」以前の曲もカイのボーカルで収録してあるので純粋にメロディのみで比較できるのですが、そうすると「LAND OF THE FREE」以後の曲は完成度が高い…というか、バンドの方向性が固まって一本芯が通ってきたな、というのが感じられるんですよ。カイ声の「TRIBUTE TO THE PAST」がイマイチってのもありますが…。
 まぁでも今になって聴くとイイ曲ってのは結構あるもんですね。趣味が変わったという程度なのかもしれませんが、HR/HMへの造詣が深まったという風に好意的に解釈することにします。
追記:空耳某で「REBELLION IN DREAMLAND」が紹介されてたそうです。サビの「Now Time has come to pray」が「な〜う ちゃいます かんちょうプレイ」と聞こえ…ってオイ。わかる人だけ笑ってくださいな。