書いてるうちに結局森嶋話になってしまった


丸藤&KENTA、V10戦で「借りを返す」  情報源:スポーツナビ
 2ケタ防衛の自信は十分だ。KENTAは「個々の力はあるけど、チームワークではうちらが上。向こうの2人は、そんなにコミュニケーションが取れていないはず。話しているのも見たことがない」と挑戦者組の連携不足を指摘。丸藤は「ほかに目ぼしい相手もいない。外の人間もビビって出てこないのかもしれないけど、どこかに相手はいるでしょう」と話し、余裕をうかがわせた。また、三沢光晴小川良成組がGHCタッグ王座を保持していた時期にはヘビー級タッグにも挑戦して善戦を見せたが、今回は一歩ひいて見守る。丸藤は「オレらが取り返すより、リキさん(力皇)と森嶋(猛)さんの“WILD−II”で行ってほしい」と共闘路線を歩む力皇にエールを送った。



 さすがにこのタッグにも飽きてきたので、ここらでサクッと負けてくれても一向に構わないような…。でも、KENTAのジュニア3冠挑戦(GHキャバ含む)ってのは面白いかな(笑)。最近橋が目立ってないので、ジュニアの勢力図ががらりと変わってくれることを希望しますね。
 で、問題は上記の発言。GHCヘビータッグをWILDⅡに奪還して欲しいって…お前らヨネのことを忘れてるだろ(笑)。ここでWILDⅡでベルト獲られちゃリキ>森嶋の現状を崩せないし、ヨネは居場所を作れないままだと大ちゃんみたいに出ていかざるを得ないかもしれないし…。理想的にはGHCをリキが獲った所で森嶋が決別宣言、ヨネと組んでGHCタッグを獲って弾みをつけてGHCヘビーに挑戦っていう筋書きがいいんじゃないかと。…でも冷静に考えて、力皇vs森嶋のシングルはいいとこWLWタイトルマッチ級だなぁ…GHCヘビーでメイン組んでも観客動員望めないかも…。そう考えると中邑vs棚橋でメイン組んじゃう新日はやっぱり凄い。というか、プロレスラーとしての格や技量とかは別として、中邑とか棚橋の方がファンの支持をがっちり得てる気がするなぁ…。
 新日はシングルマッチが多い上にトップレスラーでも結構負ける(G1とか特に)から、若い世代の台頭を簡単にアピールできるんですよね。多少説得力に欠けていても、結果が伴っているためにファンも新世代の台頭を受け入れやすいというのがあります。NOAHはシングルが少ない上にトップ陣はタッグであっても簡単にフォール取られないから、「勢いはあっても実力的にはまだまだっしょ」ってイメージがぬぐえません。だから実際にリング上でのレスラーとしての動き、存在感を高めていくことでようやく「格が上がったな」と評価されるって部分があるかなぁ、と。タッグチームとして下克上をテーマに発進し、GHCタッグを奪取、長期にわたって防衛したWILDⅡでさえ、「勢いだけで内容的にはまだまだ」というイメージがずっと付きまとってました。最近になってようやくリキが風格出てきたというか、自分なりのプロレスが形になってきたかなぁ、と思えるようになってきましたね。正直NWFで高山とやった時やGHCで小橋と対戦した時は、まだまだ完全に格が違いましたし。
 森嶋に至ってはWLWタイトルマッチを見ればわかるように、相手に良さを引き出されてるレベルなんですよね。だからスイングする相手(大ちゃんとかヨネとか)だと魅力が十二分に発揮されますが、噛み合わない相手だと大凡戦になってしまう…。一発一発の説得力とかは凄く出てきたし(彼のバックドロップはほんとイイ!)、スタミナや精神面も充実してきてると思います。だから小橋とシングルやったらすごい試合やると思うんですよ。でもそれは結局相手に依存してるってことですよね。正直そういった意味ではヨネの方がプロレスが出来ているかもしれません。…前々から思ってたんですけど、俺の中ではほんと大森さんと森嶋が重なって見えるというかなんというか…タッグ屋二番手上がりの宿命なんでしょうかねぇ…。「そのなんともいえない物足りなさが魅力なんじゃないか!」と言ってしまえばそれもそうなんですけど、でももっと上に行って欲しいんですよ、俺的には。頑張れ森嶋。そしてもっともっと弾けてくれ、大森さん。