飛ばないロケットパンチ

 遅ればせながらパシフィックリム見てきました。
「パシフィック・リム」75点 超映画批評
 日本の怪獣特撮への溢れんばかりのリスペクトが詰まったステキ怪獣映画です。実写ということもありロボアニメ的というよりは特撮系ロボモノのノリが近いという印象でした。自分的にはVSシリーズのGフォースメカとゴジラの対決のイメージ。さすがのCG技術で豪快に動きまくる怪獣とイェーガーを大画面で観られるだけで金払った甲斐がありました。若干画面暗めなせいで見えづらいところもありましたが。
 最初は各国からロボが集結しての協力がメイン…だと思ったんですが中国ロシアの噛ませっぷりに泣きました。つーかチェルノアルファって…。日本製イェーガーは回想でしか出てこない、というのはある意味日本への心遣いな気もします。…が、司令官の人がかつて乗ってた第一世代イェーガー(メイドインジャパン)が放射線シールド不十分で被曝、というのはオイオイちょっとは配慮してくれよと思いました(笑)。そもそもなぜ日本製でコヨーテ・タンゴなのさ。と思い調べてみたらどうやら設定では日米共同開発だそうで。
 自分が見たのは吹き替え版ですが、アニメ声優的な意味での豪華キャスティングでおもろかったです。
 ストーリー的にはよくあるハリウッド映画で日本の特撮的なお約束を知ってるとところどころクスリとできるという感じですが、大画面で観るバトルこそキモですので後々レンタルで済ますくらいなら劇場行ったほうがいいかなぁと思います。個人的には大満足でした。