それゆけ!遅めの戦車道!!IV 組み立て編
萌えとぴあが休止状態になってしまったのでこちらに書いてみます。
今回作ったのは某三式中戦車。
キットの出来もよくパーツ数も手頃、エッチングパーツも無くてガルパン関連では一番組みやすいと評判のブツであります。
自分は発売してすぐ買ったんですが、本編での活躍がアレなせいか値下がりが半端無くてちょっと可哀想…。
まずは定番のパーツ洗浄。マジックリンぶっかけてしばらく置いた後水洗いして乾燥です。
国産キットは離型剤べっとりアレしてないので洗わんでもいい、という説もありますがまぁ一応。
最初に手を付けたのは貼りあわせた後の合わせ目消しが必要な砲身とフェンダー裏の突き出しピン跡。
瓶サフ500を塗って乾燥→整形、缶サフ吹いて確認してまた削り…という定番の作業。
砲身を紙やすりでショリショリ削る作業は好きなんですけどヤスリがかなりのペースで消費されるのが難点であります。
まぁコスト的には大したことないんですけども。
続いては足回り。
八九式で地味にめんどかった起動輪誘導輪の歯車のパーティングライン処理みたいなものはなく、隠れて目立たなくなる部分も多いので整形は結構楽です。
転輪やバネなど目立つところはヤスリとカンナがけでキッチリ処理。
車体下部のリベットが一部省略されているということで劇中仕様再現を目論みリベットを貼り付け、と行きたかったんですが…。
キットのBパーツに付いてるちっこいリベットを削って接着するのがファインモールドキットのアレだそうで。
うん、無理。
ものの見事にボロボロになりました…こんなのどうやってキレイに削りとるのよ。
仕方ないのでちょうど手元にあった某社丸モールドを貼り付け。
ちょこっとデカイ気もするけどまぁいいですよねウン。やっぱデカイねウン。
車体上部はこれまた劇中再現ということでキットでは付ける仕様の道具箱を取っ払います。
接着用のガイドがモールドされてるのでヤスリで削り平らにしときました。
サフ吹いてチェック。まぁそこそこ綺麗に仕上がったので良しとしましょう。
車体下部前後の細かいパーツをショリショリ整形してペタペタ貼り付け。
ココらへんは目立つ上にどうしてもパーティングライン処理が必要、さらにちっこいので整形が大変…と結構苦労します。
ランナーつけたまま整形したり接着してからヤスリかけたりと色々工夫すると多少は楽になりますね。
前後ライトのクリアパーツはつや消し吹いた後に最後の最後で接着する予定です。
OVMなどは塗装後接着する予定なのでとりあえずパーツ整形だけ。
入り組んだりちっこかったりするパーツのパーティングラインはカンナがけでちゃちゃっと済ませました。
よくよく見たら処理しきれてないんですけども、まぁそこまでやろうとすると技術的にキツかったり加減間違えてパーツ破壊のリスクもあったりと色々大変なので。
自分の技術に合ったところで止めるというのも大事ですねハイ。
転輪は先に接着、起動輪誘導輪は履帯をはめる時のことを考えて仮止めにしときます。
こんな感じに足回りが出来上がってくると「戦車作ってるなぁ」という気分がアレしてきてテンション上がりますね。
合わせ目処理した砲身を組み込んで砲塔を仕上げていきます。
今回はハッチを開閉式にせず閉めっぱなしにするので内部の細かいところの処理はしないでチャチャッと組みました。
前回組んだ八九式と違ってこの三式キットは内部は結構適当な作りなのでまぁわざわざ開けんでいいかなぁと。
仮止めした起動輪誘導輪に合わせて履帯を巻き、砲塔をのっけてひとまず組み立ては終了。
履帯は塗装してからくっつける予定。
ガルパン仕様という事で汚しは最低限、となると履帯と転輪はキッチリ塗り分けたほうがいいですからね。
とまぁこんな感じで組んでみましたが、確かに噂通り組みやすいキットでしたね。
パーツの合いもいいですしパーティングラインや突き出しピン跡も最小限の処理で済みますし、ホントストレス無く組むことが出来ました。
砲身が一体成型で合わせ目処理必要なし!というタミヤヘッツァーには一歩譲りますが、少なくともガルパンキットの中ではダントツの組みやすさじゃないかなぁと思いました。
塗装はあんまり凝らずにチャチャッとアレしようと思います。
黒立ち上げした割にはグラデーションあまり効かせられなかった八九式の反省を活かして明暗キッチリさせるくらいですかねぇ。