漫画版はYAAAHOOOOHHHHH!

 ガルパン漫画2冊届きました。

ガールズ&パンツァー 1 (フラッパーコミックス)ガールズ&パンツァー 1 (フラッパーコミックス)
才谷屋龍一 ガールズ&パンツァー製作委員会 鈴木貴昭

メディアファクトリー 2012-09-21
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ガールズ&パンツァー リトルアーミー 1 (アライブコミックス)ガールズ&パンツァー リトルアーミー 1 (アライブコミックス)
槌居 ガールズ&パンツァー製作委員会 協力:鈴木貴昭

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 フラッパー版は我らが秋山殿視点のストーリー。細部は違うものの基本的にアニメと同様の展開ですね。小説の時も思ったんですが、呼称やら細かい設定やらはアニメ版設定とかあまり気にせず各作者さんの自由にやってる感じですなぁ。キャラ絵は正直見てるこっちがハラハラするようなアレだったりしますが、戦車描写はなかなかかっこいいです。
 リトルアーミーは小学生時代の西住殿が主役のひと夏のハートフル・タンク・ストーリー。「戦車+女の子」と聞いて最初にイメージしたモノと大きくかけ離れてスゲェ!だったアニメガルパンと違ってこちらはある意味想像通り。アニメに慣れてると深刻な戦車分不足に苦しむことになりますが、まぁこれはこれでアリかなぁと。
 小説も漫画も、悩みを抱えながらも戦場ではそんな自分を抑えて神がかり的な強さを見せるアニメの「軍神西住殿」な雰囲気は少なめで「人間西住みほ」というのを押し出してる感じが印象的。まぁアニメも戦車道とどう向き合うかで悩んだり過去のアレコレでモヤモヤしてるところもしっかり描かれてるんですが、ペースが早い上に戦闘描写のインパクトが強すぎなのでどうしてもそっちが目立ってしまうというのはあるかもしれません。それと漫画版では秋山殿視点のせいか「西住殿以外のメンバーが素人→西住殿に頼りすぎてる」ってのを強調してましたね、アニメだとあんこうチームの面々は初心者ながら一芸に秀でていて結構頼もしいんですが。この描き方だと「にしずみどの!めいれいしてください!」が違った意味になってきてしまうような…そこらへん時間でどうするのか気になりますね。
 リトルアーミーの方では西住殿が戦車道嫌いになっていく理由を描く、という話ですが…おいおいハートフルなのに後味悪くなりそうやね。戦車道から離れる理由は去年の試合のことだけで十分な気がするんですけど…あまり深い過去の傷があるようだと今度はアッサリ復帰しすぎだろうってことにもなりますし。どう料理するのか期待。