貧弱!貧弱ゥ!

 修学旅行で騒いだ生徒を、新幹線の中でスクワット300回させる→1人入院 情報源:痛いニュース
 車内のマナー的にどうよとかそういう話は置いといて、スクワット300回くらいで公式戦欠場する運動部員ってどうなのというアレです。
 レスラーにあこがれて一時期スクワットやりまくった人間としては「300回なんて帰宅部でも根性あれば可能」なレベル。「おはよう朝日です」で坂東さんが失笑してたのもむべなるかな。試合出る前にやることあんだろ?みたいなアレですよ。でも「そんなこと言うのは簡単だけど実際やったら大変だよ。オメェできんのか?」とか言う方もいらっしゃるかと思いますので…
 実際にやってみました。
 普通にスクワット300回やっただけじゃ「新幹線の中でやるのとはまた違うっしょ」と言われそうなんで、アレコレ工夫してみることにしました。フォームは正調フルスクワット。膝をつま先の前に出さないようまっすぐお尻を落とし、反動をつけずにしっかり上げるように。上体を倒さないように目線は上斜め45度キープ、といった基本的な形を忘れずに。プヲタ的には腕振り式のヒンズースクワットやりたいとこですが、多分車内だとスペース取れないんで普通のスクワットやったんだろうなぁ、と。制服の上下着ていて動きにくい、というアレも同様の服装することで解決。前日夜更かしで疲れてる、というマイナス要素も「昨日下半身筋トレしててイイ感じに筋肉痛」というアレで相殺…どころかこっちが不利。新幹線がいくら揺れないからっていってもやはり不安定だとか、周りから見られて落ち着かない、といった要素は回数を増やすことで補うとして…まぁ倍の600回やれば文句ないっしょ。
 というわけで早速開始。1回1回しっかり曲げ伸ばし、かつペースが遅くならないようテンポ良く。回数はきちんと声出し。200回あたりまでは楽々ですねウン。300回越えたあたりからちょっと四頭筋がプルプルしてきてややしんどくなってきました。500くらいまでくると呼吸に余裕がないのか少し苦しくなり、ペースややダウン。それでも頑張って続けて600突破。まだもうちっと行けそうだと奮起して700までやって終了。キツくて脚も張りましたが歩けん程じゃないですね。後先考えないなら後100…やるのは嫌だなぁ(笑)。
 中高大学と運動部とはいえヘロヘロもいいとこ、卒業後は筋トレも瞬発系メインで持久力皆無、上半身なんてむしろ重くなってる、という悪条件のカタマリな俺でもこの程度は楽勝なんですから、現役運動部員にはもうちっと頑張ってほしいですね。
 森光子さんは舞台やるための体力づくりとしてスクワット1日150回やるそうな。87歳のお婆ちゃんですら頑張ってそれくらいこなすんだから、若いモンが300でヒィヒィ言うのは情けないよなぁやっぱ。