ブランシュはガチ
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今まで善人路線を爆走しまくりで何だか物足りない感のあったWaltzパーティー。それでもしっかりキャラを作ってそれを演じている様はなかなか面白いなぁとは思ってたんですが…なんか凄いことになってきましたよ。
彼らはプレイヤー達が決めた設定に従ってキッチリ演じられていて、感情的になっているようでもその実「このキャラならこう考えてこう動くに違いない」と客観的にアレした上で行動してるんですよ。キーナ以外はスゲェ熟練プレイヤーなんじゃないかしら。そんな猛者たちが善人度炸裂なパーティーを演じてきたわけですが、ここにきてそれぞれの想いやら何やらがアレコレし始めてモヤモヤしてくるし、ダイスの出目がそれを後押ししたり何したりで「エエ?どうなるんだ」的な展開になってきました。ぺらぺらーずみたいな戦闘での見応えは少ないですけど、今までありそうでなかったドラマ面でのTRPGの面白さをガッツリ味わえる一冊であります。次巻楽しみ…というかどうなるのマジで?
最後に一つツッコミ。イラストだとハンカチ白くなくね?