味つけの妙

 昨日の料理大会での一幕。我が強敵まさし宅のキッチンの火力を確認したりする目的でとりあえず普段どおりにオムレツ作ってみたんですが、何だか薄味に出来上がってしまいました。バターの味が決定的に薄かったというか…。
 で、考えたのがバターの種類による違い。うちで作ってた時は一般的なレシピだとバターの味が濃すぎるので、大さじ1→1/3として使ってたんですが、そうすると味が薄い。というわけで大さじ1で試したらちゃんとバターの風味が利くように。まさし家のバターは雪印の北海道バター。うちは…別の容器に入れて箱捨てちゃったのでわからなかったです(笑)。メーカー・保存方法・開封してからの時間などで同じバターでも随分味が変わってしまうのかなぁと勉強させられました。今度から気をつけよう。
 味の話で思い出したのがもう一つ。個人の味覚ってかなり違いがあるんだなぁっていうのを実感しましたね。俺自身は割と薄味派で、料理作る時も「濃すぎて食えないよっか薄い方がマシ」という考えで心持ち薄めで作るんですけど、それを食べてみての感想がまぁ見事にバラけたわけで(笑)。十人十色の味覚をそれなりに満たすことのできる世間のシェフ達はやっぱ凄いんだなぁと感心しましたね。まぁ自分にはそういった絶妙な味つけは無理なので、好みに合わせて微調整したんですけど。難しいですね、料理ってヤツは。