アイ、ショーティ!

 つつみ御大が絶賛してた「タクロア」を見てみました。
 一言で言えば、「キャラデザと作画と脚本とシナリオとCGを何とかすればもっとよかったんじゃね?」って感じでしょうか(笑)。中途半端に広げた風呂敷を全く畳みきれてないというか、そもそも1クールで収めるには無理ありすぎだろというか、「続編を予感させる」というより「これって打ち切り?」みたいな最終回は何ともはや…。そのくせ無駄なエピソードは多いし、絵が雑で微妙なのに無駄にお色気入れるからウザいだけだし、そもそも大半のキャラ可愛くないし…。コメディタッチだと思ったらやたら重いシーンもあるわ唐突に自分語り始めて鬱陶しいわでもう散々。肝心かなめであるはずの「本格海洋戦闘モノ」としてのエピソード自体少ないってのもアレだし、しかもそれでようやく面白いかなっていう感じの話になったのは第10話だし…。作画は壊滅的な上に使い回しは目立つわ、口パクすら合ってないトコあるわ…。某ムサシなみに突き抜けてればそれはそれでありなんですが(笑)。
 そんなこの作品の中で唯一貫き通した「たったひとつだけ」*1のテーマ。それはお姉ちゃん最高。その一点に関して言えばまさに最高傑作。姉万歳。ヤッホウ。御大がハマるのも頷けますね。究極の一は姉。つ〜か最初からグランドロアとかノインツテーゼとかど〜でもよくってお姉ちゃん描きたかっただけじゃね?最終決戦描かずに「6ヵ月後〜」とかやられた時にはビビリましたよ(笑)。

*1:番組主題歌タイトル