君に届けノーザンライト

 全日本両国大会の成功と馳は今後もプロレスと関わりあう・・・ 情報源:プロレス多事争論
 というわけで遅ればせながら馳の引退について書いてみたり。
 馳といえばやはり北斗原爆。プロレス技の中でも屈指の美しさを誇るこの技を開発したというだけでも彼はプロレス史に燦然と名を残すことでありましょう。個人的にはスープレックスから派生した技としては白眉だと思ってます。秋山がよくやる串刺し攻撃からのノーザンライトもカッコいいんですが、やはり馳の裏投げからのコレが一番。高角度裏投げが得意なことと見た目と裏腹なスープレックスの上手さからモリシがやっても面白いかと思ったりもするんですが、この技はスマートなレスラーがスパーンと決めてこそ光る技なんですよね。つ〜わけでさらばモリシ。
 んでもって馳といえば名勝負製造機。相手の良さをしっかり引き出しつつ自分も魅せるプロレスの上手さがイイ感じ。議員になってプロレスに割く時間が少なくなっても、参加する試合ではしっかり仕事してくれるんだからさすがという他ありません。後コレは相手を光らせるというか受け身のミスなんですが、後藤さんのバックドロップを神格化するのにも一役買ってますし。正直もっとこの人のプロレスを見ていたかったなぁ、という部分はありますね、ハッキリ言ってね。
 でもまぁ今の時点でもう副大臣なわけで、そのうち大臣就任は確実って話ですし、もしかしてもしかしたらホントに総理なんてことにもなったりしちゃったりするなら、一プロレスファンとしては応援するしかないっしょ!と。政治家としての信用度はマジ高いらしいですよ、ウン。プロレスラーの信用度を一気に下げてる大仁田とはえらい違いだわ。
 そしてこの馳さん、GPWAに賛同してくれたとか。前々からプロレス連盟的なもんの必要性について言ってましたからね。全日とのアレのため表立ってのサポはできないってことですが…。もし馳が色々アレしてくれたらムトゥも賛同してくれたりしないかなぁ。