判定難しいね

 世界一のバックドロップの使い手は?
 バックドロップと一口に言っても色んな種類があって、どれが一番か、とは一概には言えないですね。「かかえあげる→落とす」ドリー式と「ヘソで投げる」テーズ式と大別されることが多いですけど、テーズだって色んな投げ方してるわけですし。
 個人的にはドリー式(チョシュさんとか三沢さんとかね)のはバックドロップとしての魅力はイマイチ(威力云々は別として)なので、引っこ抜いて投げ切るタイプについて言及してみます。テーズは力道山戦で見せた片膝立ちで投げるような素早い「持ち上げ落とし式」と、馬場戦等で見せた大きく弧を描く「ブリッジ投げきり式」を使ってました。やや乱暴に分けてしまえば、蝶野や後藤さんは前者のシャープなタイプ、鶴田や森嶋は後者の豪快なタイプ、と言えるかなぁ。バックドロップホールドは最終的にブリッジで保持するという意味で後者に属すると思いますが、ホールドに意識が言っているためか豪快に弧を描くという感じがしないことが多いですね。コレは背の高さに寄るところが大きいので、イケメン様のBDHは綺麗ですけどその点損をしてると思います。つ〜かBDHで豪快さを保持するには鶴田クラスの体格は必要でしょうね。森嶋がその領域までいけるかはまだわからんです。ジャーマンが存外綺麗なので意外といけるかもしれませんが。まあでもバックドロップは無骨なイメージがあるので、ホールドしないで投げて仕留めて体固めで3つ、って方が俺は好き。つ〜わけで森嶋上等。噂では山本も結構いいバックドロップ持ってるらしいけどどんなのだろ。後藤さん絡みでアレコレ言ってたから切れ味鋭いタイプなのかな?