一日保たなかった…

 俺が愛読しております携帯サイト「バトル三昧」。昨日のコラムに看過できない記述がありました。
 修斗とプライドについての記事で、「リアルファイトの根幹に関わる部分では変なことはやっていないだろう」と書いた後に「プロレス出身者が云々という人もいるだろうが…」なんて書いているわけですよ。プロレスは出来レースであるということを前提にしたコラムを、格闘技ファンのみならずプロレスファンも閲覧しているであろうサイトに載せる配慮のなさにブチ切れたので、思わず抗議メールを送ってしまいました。…昨日落ち着こうと誓ったばっかりなのに…。
 俺自身は「プロレスはガチでなければならない」というアレはなく、「ガチだろうと八百長だろうと面白ければよし!」とするスタンスです。ですが、ガチ論者を「まだまだ青いな」とか冷めた目で見たりはしないですし、プロレスファンとしてどっちが上か、なんてのは考えてません。楽しみ方の違いだけで、共にプロレスを楽しむ仲間なのですから。そういうわけで、今回のようなマスコミからの心ない発言でそういった仲間達が嫌な思いをするのは看過できませんし、俺の中に燻っている「しんじるこころ」が轟き叫んだりもするわけです。何よりも総合系の格の高さを「リアルファイト」という尺度で計るために、「彼らの中ではガチでないプロレス」と比較しているところが許せないのですよ。
 格闘技系のマスコミは、全てではないにしてもプロレスを軽視する傾向があるように思えます。K-1戦後に今後の抱負について聞かれ「大阪プロレスのベルト」と口にして記者の失笑を買い激怒した村浜の件もありますし…。わけ知りのマスコミやらプロレスから格闘技ファンに鞍替えした奴らにしてみればプロレスが下に見えるのかも知れませんが、プロレスから格闘技に移ってまたプロレスに帰ってきた俺からしてみれば、一番面白いのはプロレスなんだよ!