天田と必殺技

 天田、新コンビネーション開発 情報源:スポーツナビ
 K-1GPでセフォーと対戦する天田ヒロミが「当たれば倒れる」というコンビネーション技の開発に成功したそうな。プロレスと違って格闘技界ではこうした「新技のアピール」はかなり不発に終わる可能性が高いです。マンガや小説などで「俺、今度結婚するんすよ」とか「これ、息子がくれたお守りなんです」とかいう台詞が飛び出すとほぼ死亡確定なのと同じで、新技開発は負けフラグと密接に結びついているもんなのです。近藤有己の「裏ブルート」、戦闘竜の「昇竜拳」、佐竹雅昭の「熊手」、桜庭和志の「木魚」、そして曙の「虎咆」などなど…。必殺技宣言して成功したのは「フライング・ホースト」を開発して実際にホーストを吹っ飛ばしたボブ・サップくらいじゃないっすかねぇ。特に天田は以前「新群馬宇宙パンチ」とかいうわけわからん技を開発しときながら見事に不発に終わったという輝かしい実績がありますんで、今回も期待大ですね。