BD到着

 ×2。全巻購入特典がきりりんじゃないってことで予約キャンセルしようとして出来なかったゲマズと、きりりんテレカ目当てで予約したソフマップから2つとも今日届きました。

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アニプレックス 2010-12-22
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 BD版では1話で削られていたOPが追加され、EDは本編にかぶさってたのが分離。1話のラストでironyがかからなくなっちゃったのは残念ですね。
 キャラコメは予想以上に良かったですね。原作者脚本で「ちょっと先の時間軸の京介」が描かれてて、アニメの優等生ぶりで感じてた物足りなさを吹き飛ばしてくれました。冗談で12巻がどうとか言ってたのが「原作よりも先の時間軸の京介」ってことをアレしてるんだとしたら色々感慨深いですね。セクハラまがいのセリフを桐乃に言えるようになってるわけですから。2話も黒猫と桐乃の友情ネタでニヤニヤさせてくれたりして見ごたえありました。中の人をゲストで呼ぶのはまぁ…個人的にはよかったですけど。
 そして注目の特典小説。黒猫も厨二病全開なアレももちろん面白かったですけど、やはり桐乃小説が最高でした。京介視点の原作をそっくりそのまま桐乃視点に変えたって感じの「似たもの同士」っぷりやら、言葉の裏に隠された想いやらでニヤニヤしっぱなしでしたね。アレ読んだ感じ過去に何かがあって、京介がそれを境に変わってしまって桐乃を嫌ってるような態度を取るようになり、嫌われたと思った桐乃が「あ、あたしだって嫌いだし!」なことになったんだなぁと。「嫌いになったのも京介のせい」ってのは「ホントは嫌いになりたくなかった」ってのの裏返しなんだなぁとか考えるとニヤニヤしつつもちょっと切ないですね。あと家族のオタク否定の言葉に相当ショックを受けていたのは原作やアニメでは拾いきれなかった新たな発見でした。そこで傷ついたからこそ京介が投げやりに言った「バカにしたりしない」が心に響いたんですね。キャラコメでも印象的なシーンでそこ選んでたきりりんマジ可愛いっす。で、衝撃の事実告げられてマジショックなきりりんもよかったですね(笑)。
 そうそう、この特典小説は一応「アニメの外伝」として書かれてるって説が主流のようです。京介がカレーじゃなくてオムライス食べてましたし、その他細かい描写もアニメ版を意識して書かれてるなぁという感じです。作者としては原作の補完をアニメの特典に入れてしまう、ということに色々思うところがあったのかもしれませんね…。
追記:TV放送時のEDはメニュー画面から見られるんですね、今さら気づきました。録画したBDひたすら見まくったので1話ラストはironyかかってくれないと何かしっくりこないんですよね。設定変更とかでOA版本編が通しで見られるようにして欲しかったです。あと思ったんですがノンテロップ版EDってありませんね(笑)。