ありがとう

 ようやく気持ちの整理が出来た気がする。
 強敵達*1とディファに行った。物凄い行列ぶりに圧倒され、そこで肩の力が抜けた気がする。一人で行っていたら、もっと湿っぽい雰囲気でアレしていたら、せっかくのお別れの機会をひどくモヤモヤした気分で過ごしていたかもしれない。色々大変だったけど、アレはアレで良かったと思う。
 三時間近くかかってディファ内へ。大きな三沢の写真。祭壇に飾られたたくさんの花。流れ続けるスパルタンX。リングに花を投げ込むファン達。ああ、やっぱり三沢は死んじゃったんだな、と実感。でもそこには悲しさはあっても重苦しい雰囲気は無かったように思える。スパルタンXが俺のプロレス分をどうしようもなく高揚させているのかもしれない。物悲しいイントロのNOAHバージョンであろうとも、プオタにとってのスパルタンXは戦いの幕開けのテーマであり勝利のテーマ。心踊らないわけがないのだ。涙は出てきたけど、懸念していたように泣き崩れるようなことも無く、スッキリとした気分で叫ぶことが出来た。「三沢、ありがとう」と。

*1:ともだち