獣を超え、人を超え、いでよ神の戦士

 真琴〜!
 京アニ版Kanon第10話「丘の上の鎮魂歌(レクイエム) 〜requiem〜」がヤバいです。ここ数回に渡って繰り広げられた真琴祭り最終章。原作に限りなく忠実に作られた展開+神がかったクオリティ+声優陣の熱演*1でもう涙腺開きっぱなし。EDへの入り方なんてもう…。つ〜か最終回でいいだろコレ(笑)。
 贅沢をいうなら不満点はちょこっとありますが。個人的にKanonで一番好きな秋子さんの見送りシーン。原作の涙ぐんだ声で「行ってらっしゃい」というアレの破壊力が皆口最高だったんですけど、アニメでは普通に「行ってらっしゃい」行った後に泣いちゃうんですよね。ここは演出ミスな気がします。Kanonで唯一秋子さんが泣くシーンなだけにもっと気合入れて欲しかったなぁ、と。
 それとプリクラ写真が見られるところで「水瀬家一同」の文字が見づらいのも難点。涙腺決壊する名場面なだけに、もっとハッキリ映してほしかったですね*2
 あとは祐一が部屋で「紙飛行機飛ばそう」って真琴に語りかけても反応なくて、自分で折って飛ばして「楽しいな〜真琴〜…」っていうあたりもカット。ここらへんは「イタズラで祐一のノートで紙飛行機作る→遊んで欲しくて紙飛行機作ろうとせがむ→祐一と真琴で仲良く紙飛行機→祐一の方から紙飛行機作ろう」っていう流れがイイだけに再現して欲しかったなぁ。
 細かい不満点はあるものの全体としてはまさに神。これで真琴退場かと思うと次回を見る気がしなくなります…。時間的に連続して舞編に行くのか、パラレル扱いにするのか…。まぁ多分前者でしょうけど、そうなると祐一はバツイチですね(笑)。

*1:真琴と祐一は特に秀逸。俺的に杉田が私市を超えた

*2:実際気づかなかった人多かったようで