好試合を支えるのは名実況

 GPWA第1回興行「〜Realize〜」 情報源:スポーツナビ
 ド平日にやったということもあって観客動員的にはやや苦戦した感もあったGPWA興行ですが、内容的には上々だったようで。G+で放映されたこともあり日頃TVに出る機会の無い団体の選手にはいいアピールの機会になりましたし、各団体の若手の育成という意味では有意義なアレになるのではという話。で、今回のコレで注目された点があるんですが…。
 それはズバリ日テレの実況陣の質の高さ…というかテレ朝の質の低さといいますか(笑)。今回の大会ではNOAH中継では馴染みの無い団体の選手が多く参戦していたのですが、彼らの技名がしっかり頭に入ってるんですよ。名前聞いても「何それ!?」っていうレベルまで間違えずにちゃんと実況入れてます…というのは一見当たり前のように見えて実は結構な知識が必要なわけで*1、日テレスタッフはかなり真摯にプロレス実況に取り組んでいることが窺えてG+視聴者の好感度はかなり上がった模様です。知識のみならず実況自体のクオリティもなかなか高く、好試合をさらに引き立てる重要なエッセンスとなっています。噂では日テレのスポーツ部署には回し読みされまくった週プロやゴングが毎回ボロボロになって積まれてるそうですし、ファイプロやキンコロでの「技の勉強会」も盛んに行われてるんだとか。
 それにひきかえ…ワープロの実況は近年かなりアレなことに。自団体の選手の技を間違えるのは日常茶飯事*2、他団体の選手が上がろうものならもう意味不明。で、あーっ!とかわーっ!とかただ絶叫するだけというオメェらやる気あんのか的な実況に…。これじゃいくらイイ試合してもTV見てるほうは萎えますよねぇ…。テレ朝がいかにワープロをど〜でもいいやと思ってるかがよくわかるというか、スタッフの士気もさぞかし低いんだろうなぁ…。

*1:正直俺レベルじゃ見慣れてるガチ以外の試合は実況無理

*2:ドラゴンスリーパーとドラゴンスクリューの言い間違えが聞けるのはワープロだけ!