1番はどれかっていうと決めづらいね

 みんなで決めるアニソンBEST50 情報源:D.B.E三二型
 ブックマークで済ませようかと思いましたが、まぁちこっと書いてみようかと。
 知らない曲も結構ありますが、まぁメジャーどころが集まってますね。でもこれって結構評価が難しくて、歌単品で評価するか、それとも映像と絡めて吟味するのかでだいぶ変わってきます。例えば歌だけ取ってみるとエヴァは別にそんな名曲ってほどでもないと思うんですよ。あの情報量満載で斬新だったOP映像があって初めてカッコイイわけで。同じことはレイズナーにも言えます。個人的には大好きな曲ですけど。ごく普通の爽やか系OPなんですが、とにかく映像がカッコイイんですよ。特にBメロからサビに行く前にちょっと間があって、そこで「今週の名場面」がバババッて流れるのが最高です。一見の価値ありますよマジで。「キングゲイナー・オーバー!」はあの踊りなしには語れませんな。文句なしにカッコいい曲ですが、音域高すぎて歌えないのが難点。
 挿入歌とかになるとその場面への思い入れとかもあってまた評価が変わっちゃいますね。「哀戦士」は歌そのものも素晴らしいですが、劇場版のシーンと合わせると鳥肌モノ。ゲーセンの「連邦VSジオン」でステージ曲にアレが流れて涙した人も少ないでしょう。「めぐりあい」も同様にあのシーンなしでは語れません。「月の繭」は∀の後期EDなんですが、最終回のエピローグでも流れます。これが美しくも切ないシーンでまた…歌自体もイイですしね。「愛・おぼえていますか」も使われ方がカッコいいというか、「どこにでもあるあたりまえのラブソング」が流れる中、画面は板野サーカス炸裂なわけで…カッコいいですよ。後ここには入ってないですけどVガンの「いくつもの愛をかさねて」もこの系統。リーンホースJrの特攻シーンと最終回のエピローグに流れるんですが、どっちも凄く胸にクるシーンなんですよね。色々文句つけたい作品でしたが、これやられちゃ「もういいや、最高だよ」としか言えなくなります。
 ED曲は作品の余韻で異様に名曲に聴こえちゃうこともあるのでこれまた評価が難しい…。特に劇場版のEDは強烈。この中で言うとラピュタ逆シャアがそれにあたりますね。ラピュタは大団円で別れと旅立ちって感じでイイ気分になった状態でアレが流れると心に染み入ります。逆シャアは怒涛の展開で「ウワァ〜ッ」となった状態。ハッピーエンドというにはあまりにもやるせない結末を迎えて流れるあの曲。曲も素晴らしいですが何より歌詞がイイ。富野が書いたわけでもないのに映画の内容にガッチリハマって…切なくも感動させてもらっちゃうわけで。同じような理由で劇場版の方のラーゼフォンtune the rainbow」もイイとは思うんですが、あの作品は何だかよくわからんクライマックスよりは浩子のエピソードが…(泣)。正直やられましたねアレは。電飾で綴られるコトバが辛すぎるよ…。
 そんなわけで純粋に歌として勝負しててなおかつ俺が好きなのはこの中では「想い出がいっぱい」「プラチナ」「勇者王誕生!」「夢を信じて」「ペガサス幻想」「Wind Climbing」「ドリーム・シフト」「空へ…」「誰がために」「鳥の詩」「少年期」…ってめっさ多いな(笑)。「少年期」は映画の挿入歌でありEDだけど、正直内容覚えてないんですよね…。ただこの歌の印象がすごく強くて、数年後に武田鉄矢全集を手に入れて聴いた時には泣けました。名曲です。必聴。「鳥の詩」はイントロの旋律とか綴られる情景が美しいですね。「AIR」では「夏影」という屈指のBGM、「青空」という反則じみた曲もあるのでなかなか強力なラインナップですねぇ…。「誰がために」は歌詞がカッコ良すぎ。「涙で渡る血の大河 夢見て走る死の荒野」って…ねぇ。「ドリーム・シフト」はサビの「絶対無敵 ライジンオォォ〜」がなければ普通の曲として遜色ないですね(笑)。逆にガオガイガーや星矢はアニソンとして最強と言う感じです。
 ゲームの曲もアリっていうなら、個人的には「SKILL」が入ってないのは納得いかないなぁ…。スパロボ史上最高の名曲なのに。Fate関連は…曲だけ見るとそこまでは、ってわけじゃないからアレですが。
 …ってうあ、書きすぎだぞ自分。