所詮は他人事ですが

 先日不快な思いをしたもののまだ解約してないバトル三昧。今日のコラムで昨日のK-1 MAXのことが書いてありました。
 「昨日はMAX史上最低の内容」とバッサリ切り捨てられてたので、「オイオイ昨日は最高だったじゃないか、色々(笑)」とツッコミたくなったんですが、そんな中に気になる一節が。決勝でクリンチ連発したブアカーオにブーイングが起きたとか…。「選手のレベルが上がり、実力が拮抗してくるとそれも仕方がない」とコメントされてますが、これは結構忌々しき事態です。K-1のヘビー戦線が最近クソつまんなくなってきたのは、選手の実力(特に防御面)が飛躍的にアップしたため膠着が多くなったことと、世界中からいい選手が集まってきたために日本人が勝てなくなったこと(判定に持ち込めばホームディシジョンで勝てますが…)にあると思っております。中量級が面白かったのはいい意味で格闘技界での注目度が低かったからで、これだけレベルが上がってきてはヘビーの二の舞なんじゃないでしょうかねぇ。「日本人は体格的に中量級の層が厚い」とかいいますが、やはり先天的な筋力やらバネやらで負けてる分テクニカルな面で戦わざるを得ないということもあり、やっぱ試合として面白みに欠けてくるんじゃないでしょうか。かつて人気を博したボクシング中継が、技術の向上に伴って面白みが薄れ、深夜に追いやられたように…。まぁ、俺は滅多に観ないからいいんですけどね(笑)。