まだまだA.C.E.

 ネットでこのゲームの感想とか見てまわって思ったこと。
 色々と評価の分かれるこのゲームですが、とくにガンヲタ…もといガンダムファンからは結構叩かれている気がします。まぁ、ゲーセンのアレをやってしまうと「再現度が低い」とか「ビームライフルはあんな音じゃない」とか言いたくなるのもわかる気はしますが…敢えて言わせてもらうと、「だったらガンダムvsZガンダムやれよ」と。ガンダムだけを取り上げて他のゲームと比較なんてするから粗がわかってしまうんです。このゲームにおけるガンダムなんてただの飾り。その真髄は今までアクション物で苦汁をなめまくっていたほかのリアルロボット達にあるんです。ダンバインエルガイム、そしてレイズナーといったところの出来はかなりいいと思いますがね。スパロボという狭い世界でしかこれらを見たことがない、スパロボに魂を縛られた人々にはわからないでしょうけど…。それに例のシリーズでは堪能できない百式のメガバズーカランチャーだって結構イイ味だしてると思いますし、第一印象だけで決めつけるのは愚かというものです。
 …なんて他人の批評が気になったりする時点で、俺も相当なA.C.E.厨なのかも知れませんが(笑)。でも確かにガンヲタ…いえ、ガンダム好きにしてみれば、他のゲームに比べて作りこみの甘さが気になるのも事実ですね。まぁそこら辺は次回作に期待します。いきなり完璧なもん作るってのはなかなか難しいですし、アーケード展開を考慮に入れたゲームと一介のコンシューマ向けゲームでは開発費やら何やらも違うでしょうから、連ジ系と比べる方が野暮ってもんですしね。