DDTって何?

 という検索で来られた人がいたので解説を。DDTというのは「Dichloro Diphenyl Trichloro ethane」の頭文字をとったもので、超強力な殺虫剤です。やがてジェイク・ロバーツというプロレスラーが「相手の首を脇下に挟み込み、そのまま自分が後方に倒れこんで相手の頭をマットに叩きつける」新技を開発した際に、「この殺虫剤並みに効くぜ!」ということでこの名前を付けたわけです。日本では技の輸入で有名な天龍源一郎が使いはじめ、「デンジャラス・ドライバー・テンリュウ」という後付け名称が生まれました。これが元でDDO(デンジャラス・ドライバー・オオニタ)なんてのまで派生するわけです。
 で、プロレス団体にも「DDT」ってのがあるんですが、これは「Dramatic Dream Team」の略で、高木三四郎が作った団体ですね。まあ名前決める時に「語呂がいいから」ってのもあったのでしょう。以前どっかのDVDコーナーで「DDTの全て」とか何とかいうのを発見し、「お、プロレス技の解説シリーズみたいのがあるんだ、いいなぁ」と一瞬だけ俺を勘違いさせてくれたナイスネーミングではありますが…。
 後はDDTって言うと…パチスロの打ち方でしょうか?これは「小役でも取りこぼさずに打つ」って奴でして、語源は殺虫剤のDDTからだそうです。…まあ、最近はパチスロとかやってないのであんま詳しくないっすけど…。
 って一生懸命解説してみましたが、よく見てみたら全部はてなのキーワードで解説してあるじゃん。…なんか悔しいっすね。