とても すごい 深刻な症状

　先日スカパーで放送されたTHE ROCK ODYSSEY 2004。知人に頼まれて録画したのでついでに見てみたのですが…。レッチリやザ・フー、エアロスミスなど海外の著名なアーティストに加え、日本のロックシンガー達も多数参加していたんですけど、正直　すごい　へたっぴに聴こえるんです、ハイ。これは多分「氷室のコンサートに慣れてしまった」のが原因と思われます。彼はライブでもCDと同等、あるいはそれ以上に素晴らしい歌唱を披露してくれるんですが、多くのアーティストは録音時の編集に頼っている部分が多く、ライブではCDよりはるかにヘタクソに聴こえるのです。なまじCDや有線とかで耳に馴染んでる曲だと「うわ、なんだよこれ」って言うくらい差がわかっちゃうので…正直聴いてられません。そのアーティストのファンならばまだある程度は許せる（場合によっては脳内変換してる）のですが、イマイチ知らないアーティストとかだともう…。ラルクはアイモカワラズダメダメだし、ウルフルズも正直やってられんという感じ…。HYもCDに比べるとさっぱりでした…残念。あ、永ちゃんはよかったですね、さすがに。海外のアーティストはさすがにいいものを提供してくれました。先入観があんまないのも幸いしてると思いますけど…。
　これを読んで「何だとコラ！」とお思いの方々も多いと思いますが、そんなあなたはまず騙されたと思って氷室のライブに行ってみて下さい。曲なんて全然知らなくても、そのうまさと勢い、そして周りのファンに圧倒され、価値観が一変するでしょう。ライブをただ「アーティストが生で観れるもんだ」と思っているのは非常にもったいないですよ。


「真のライブとは、より洗練され、完成された音楽を『五感で聴きに行く』場である。」

とか言ってみたり。イマイチ伝わらないかもしれないですが（笑）。魂が揺さぶられるほどの「何か」を目、耳だけではなく全身で感じられる…というよ〜な。これを体験したのは氷室のライブと三沢vs秋山のGHC戦、そして小橋の復帰戦くらいですかねぇ。小橋vs秋山とかは生観戦してないんで…。