二ヵ月半 すごい ありがとう

 遂に来てしまいましたカレイドスター最終回。前回でネタを使い切ったかと思いきや…やっぱすげぇよ天使の技。つ〜かこの前ミアの演出かと思ったのは違ったのね。本番は本番で凄かったっす。そして争いのないステージが実現する…鬼…もといレイラさんの目にも涙。とにかく すごい 最終回。感動をありがとう。
 前回で全てを出し切ったかに見えたレイラさんですが、最終回でも魅せます。ED曲前のフールとのシーンを見ると、レイラさんが主人公に見えてきます(笑)。そしてそらの「私はまだレイラさんの夢だと思っていていいんですか?」との問いに対する答え…かっこいいぜレイラさん!あんた漢だ!
 そして神。遂にメイとのタッグでエターナルイリュージョンを発動。かなり すごい 技…ていうかロゼッタのブランコ歴から考えると超絶秘技な気がするが…さすが神。フールが見えてしまってびびる様もいいです(笑)。OVA版も期待大。
 ケンは冒頭でそらとのからみがあったので、遂に本懐をとげるかと思ったのですが…やはりこの作品はそういう話ではないようです。OVAは神とそらがメインっぽいので…悲しきかなケン。
 あと個人的にはミアですね。白鳥の湖では裏方に専念していたのですが、ラストで舞台に上がってきました。二足の草鞋は大変でしょうが、頑張ってほしいもんです。
 全51話、AT-Xで二ヵ月半見続けてきましたが、熱い展開とストーリー、そして魅力的なキャラ達によって彩られた素晴らしい作品だと思います。正直終わってしまうのは寂しいのですが…つ〜かここへの訪問者も激減するので二重に寂しいっす(笑)。でもこのまま続編とかバカスカ作られてサイバーフォーミュラみたくなってもアレだなぁ、と思いながらも「それはそれで続くのはうれしい」と思ってしまう二律背反。とりあえずOVAを堪能するとしましょう。


追記:二度目の放送でまたも感動してみたり。さっき書き損ねましたが、アンナのクラウンシーンはすごい 感慨深いですね。三人娘の中でもっとも花開くのが(本人の希望に沿ったものとして)遅かったアンナが遂に…。よく頑張ったな、アンナ。
 そんでもってメイ。神であるロゼッタと共に声高らかに「エターナルイリュージョン!」と叫んでいますが、アクションのメインは神で、メイの動きは大したことないような…オディールとしての見せ場は他にあるからここではロゼッタをメインにしたんですかね。…成長したなぁ、メイ。ムックで結構厳しいこと書かれていたのでメイにはちょいとばかし同情。
 ラストでレイラさんとメイドさんのシーン。あれはなんだかイイシーンなんですが、「これを入れるためにケンのシーンが削られた」と言われると…つくづく男性キャラは不遇っすねぇ。レギュラーでヘタレじゃないのはマリオンのオヤジさんくらいだ。という公式見解だそうで(笑)。
 でも改めて見直してみるとやっぱ天使の技のシーンは すごい いい絵ですね。ステージを開いちゃったら観客からそらが見えにくいのでは…なんてことは言っちゃあいけません。綺麗だからいいのです。カッコいいから問題無しです。カレイドスター万歳。